院長からの一言
どうもこんにちは。
院長の桝と申します。
6月22日、23日は日本で歯科の中では一番会員数が多い学会に来ております。
学会の名前は日本顎咬合学会です。
東京の国際フォーラムです。
ありがたいことに発表をさせていただくことになりました。
口演発表というものです。
そもそも患者さんが歯医者に何を求めるか、そもそも歯に対して何を求めるかです。
おそらく噛むことと美しさだと思います。
その美しさにおいて大事なことは自分が見て綺麗と思うだけでなく周りからも見られて綺麗と思われることだと思います。
つまりどういうことか。
偏見によって綺麗と思われるだけでなく、一般的に綺麗と思われる基準で患者さんを治していくことが大事だと言うことです。
具体的に言うと患者さんの横顔から下アゴの顔に対する前後の関係や、唇の突出度、上唇と鼻との関係など普段ふつうに過ごしている間でも見ることのできることから分析を行い、そこからレントゲン分析、そしてお口の中を細かく分析していくという流れです。
今回僕は視野を広げたところから診査診断を心掛けて診療を行うことを題材に発表致しました。
歯科医師として大事なのはお口の中を治していくだけでなく、口元、また骨格に対してもしっかり意識を持って治療していくことが大事です。
歯を治すという作業はミクロな視点であって口元と顔そのものを綺麗にしていくのが本来歯医者としてあるべき姿です。
もちろん理想論ではあり、現実は矯正治療や、かみ合わせの治療など色々とやるべき内容が自費診療になり患者さん皆様が出来る内容ではないかもしれませんが今後当院ができるレパートリーを増やしていき、新しい知識を取り入れることにより他の歯医者に受け入れてもらえなかった治療内容を受け入れることができるようになると思います。
今回の学会を通じて歯科医師としてできる幅の広さ、またかみ合わせの難しさ、インプラント、義歯に対する考え方などたくさん学ぶことが出来ました。
また新しい一歩を踏み出すことが出来たと思います。
余談ですが認定医試験を合格いたしました。歯医者としては非常に嬉しい事です。今後も日々精進していく所存です。
マス歯科医院を今後ともよろしくお願いいたします。
マス歯科医院 院長 桝和成