災害時の口腔ケア
皆さんこんにちは!
今月の助手ブログは、千葉県出身の関根が担当させて頂きます(^^)
ん?千葉県??
と、思われた方は鋭いです!
先日の台風で、私の実家や友人もかなり被災してしまいました。
なので私からは「災害時の口腔ケア」について書かせていただきたいと思います。
今回の台風で1番辛かったことは「水道が止まった事」でした。
水道が止まると環境はどんどん汚染されていきます。
口腔内もしかりで、ケアが出来ていないどどんどん肺炎などののリスクが上がってしまいます。
具体的な対策としては
<水がある場合>
①食後にお茶やお水でうがいをする
②歯ブラシがない場合はティッシュなどで歯や口腔内を拭き取る
③歯ブラシがある場合は30mlほどの水(大さじ2)をコップに用意し、歯ブラシが汚れたらティッシュでこまめに拭き取りながら、最後に細かくうがいをします。
④入れ歯は毎食後、できれば一日一回は外してティッシュなどで拭き掃除をし、就寝時は外しておきます。
<水がない場合>
①ガムを噛んで唾液を出す
②マウスウォッシュをする
③耳の下や頬をさすって唾液腺を刺激する
④舌回しや大きく「あ、い、う」と顔を動かして、唾液を沢山出す。
などが厚生労働省のページに書かれていました。
幸いうちの実家は37リットルのお湯がお風呂に溜まっていたのですが、それでも大人3人で3日が限界だったそうです。
お年寄りや車のない家庭は、命を落とす危険性が一気に高まってしまいます。
災害時には少しでも周りの人が楽になるように、積極的に声かけをして助け合っていきましょう!
マス歯科歯科助手部門