定期健診の必要性。あなたは知っていますか??
1年以上歯科医院に受診していない人は要注意!!
先日11月8日は「いい歯の日」でした。生涯「自分のいい歯」で楽しんで食事するために、何をすれば良いのでしょうか?。
今回は歯科医院に定期的に受診するメリットについて紹介します!
「一度も入院したことがない」や「病院に通ったことがない」と自慢する人がいますが、「歯科医院に通ったことがない」という人は要注意です!
実はムシ歯や歯周病が取り返しのつかないところまで進行している可能性があるのです。
☆歯磨きすれば大丈夫…?
歯磨きをしっかりしていると思っている人でも、歯並びやお口の構造により歯ブラシが届いていない部分があります。歯ブラシが届かない部分には歯垢や歯石がつき、ムシ歯や歯周病を重症化させてしまう危険性が高いのです!
つまり、自分は問題ないという人のほうが「隠れムシ歯」「隠れ歯周病」である事が多いのです。
健康維持のためには、ご自身でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアが重要です。
プロフェッショナルケアでは、歯石や歯垢は勿論、歯磨きでは落ちない歯の汚れや細菌の巣(バイオフィルム)などを取り除きます。
施術後は歯の本来の白さやツヤツヤ感が出て、汚れがつきにくくなります。
また削るわけではないので痛みはなく、むしろ爽快感があって気持ちいいと言う方もいらっしゃいます。
☆症状が出てから歯科医院に行くのでは遅いのです!
今まで歯科医院に行く理由と言えば、歯が痛みだした、腫れている、歯が折れたなどの緊急を要する場合がほとんどでした。
しかし、歯は治療を繰り返す度に脆くなっていくのです。
一生自分の歯を維持するためには、毎日の歯磨きに加え、定期的に検診を受けることがベスト!
ムシ歯や歯周病にならないように、または早期に発見・治療し、歯に大きな負担をかけないようにしましょう。
☆日本は歯科先進国に比べて圧倒的に意識が低い
事実、80歳時で残っている歯の本数はスウェーデン25本、アメリカ17本に対し、日本はなんと8本です。
その違いは何なのでしょうか?
調べてみると、定期検診の受診率はスウェーデン、アメリカは80~90%と高く、日本は2%とはるかに低いのです。
予防意識の違いは一目瞭然。
定期検診を「受けている」のか「受けていない」のか、これが80歳時での残っている歯の本数に大きく影響していることがわかります。
全身の健康はお口の健康から。
生涯を「いい歯」で楽しめますように。
皆様に安心して定期的に受診していただけるよう、当院の歯科衛生士は日々学び、知識の向上に努めております。
マス歯科歯科衛生士部門