レントゲンの被曝について(妊婦さんにも是非見てもらいたい)
こんにちは
今回は歯科治療に必要不可欠なX線写真の撮影における被曝のお話。
放射線を伴うX線撮影において
・身体にどれだけの影響を及ぼすのか
・妊婦への影響は大丈夫なのか
などを気にされる患者様が多くいらっしゃいます。
ですが!!
今回のブログでその心配を一掃しちゃいたいと思います。
通常、人間は普通に生活しているだけでも放射線に被曝しています。日本での自然平均被曝量は2.1ミリシーベルト(mSv)と環境省の発表があります。
これをふまえてこちらをご覧ください!
歯科治療で放射線を被曝するのは
・小さいフィルムでのX線撮影・・・0.01mSv
・口の中全体のX線撮影・・・・・・0.03mSv
・CT撮影・・・・・・・・・・・・0.1mSv
この数値を見ていただけると、1年間歯科治療に通ったとしてもX線撮影をするタイミングは数えれる程の回数であり、さらに被曝量を考えると
「なんや、気にするほどやないやん!」
てなりますよね?
さらに当院では防護服も着用しますので、さらに低い被曝量となります。
妊婦における被曝限界量は10mSvとガイドラインが決められており、出産までに歯科治療を受けたい場合でもX線撮影は問題なく行えますよ!妊娠中はホルモンバランスが崩れて口腔内に問題が起きやすく、胎児にも影響が出ることもあるので、積極的に歯科治療をしていただくことをオススメします。
もちろん当院では不必要なX線撮影は行いません!
X線にさらされる(損失)ことになりますが、それを上回る口腔内の情報収集(利益)を得られるので、みなさまご協力くださいますようお願い致します。
ありがとうございました
マス歯科歯科医師部門