ブラキシズム第5弾
こんにちは🌼.*
マス歯科医院の技工室です。
今回は前回から引き続き、ナイトガードの作り方の続きを紹介したいと思います。
これがナイトガードをつくる機械です\( ¨̮ )/
この穴の空いている台の部分に、処理をした模型を置きます。
模型を置いた台の上に、プラスチック製のシートを挟むところがあります。
この部分にシートを挟み、上に付いているヒーターで温めます。
シートの種類は硬いもの柔らかいもの2種類あり、ナイトガードは通常硬いハードシートを使います。
シートの厚みは通常1.0ミリのものを使用しますが、0.5ミリや0.8ミリなどもあります。
患者さんのお口の中の状況や用途に合わせてシートの厚みを変えたり、柔らかいソフトタイプのシートを使ったりします。
柔らかいソフトタイプは基本的にはホワイトニングの時に使用します♪
しばらくすると熱せられシートが柔らかくなり、この様に垂れ下がった状態になります。
この状態の見極めが重要になってきます。
この見極めのタイミングを間違えると最終的な適合が変わってきます。
この柔らかくなったシートを素早く模型の上に下ろして、模型を置いた台の穴の部分から空気を吸い込み真空状態にして圧接していきます。
これが吸引した後の物です。
皆さんが普段使われているマウスピースがこういう風に出来ているのかと興味を持っていただけたでしょうか?
歯ぎしりが原因で起こる肩こりや眼精疲労でお困りの方は一度医院の方に相談してみて下さい。
次回は研磨の工程を紹介します👌◎
マス歯科歯科技工室部門