舌癌について
舌癌を含む口腔癌は唯一目で見える癌です。ごく早期には口内炎と判別困難なことがありますが、特徴を知っておいていただくとご自身で発見することができる癌といえます。
舌癌の特徴
50〜60代の方に好発し、男性は女性と比較し発症リスクが2倍と言われています。しかし、時には20~30歳代の若年者にも認められます。舌癌が発症しやすい部位として、舌の側縁と舌の裏側が挙げられます。舌癌の原因は不明ですが、飲酒や喫煙、入れ歯や歯の刺激などが原因の一つと考えられています。
それでは具体的に舌癌と口内炎ではどのような違いがあるのでしょうか。
舌癌
・患部を触って硬い部分がある
・初期は痛みがない
・患部の境界線がわかりにくい
・時に出血を伴う
・2〜3週間以上経過しても治らない
口内炎
・最初から痛みを伴う
・患部の境界線がはっきりしている
・1週間〜10日程度で治ることが多い
気になることがあるようでしたら、早めの検診を✨