「子どもの虫歯予防について」
みなさま、こんにちは✨今回は子どもの虫歯、また歯磨き方法についてお伝えしたいと思います。
子どもの虫歯は、昔より数は減っているとはいえ、子どもが自分で気づくことが出来ない分、定期検診などで注意深くチェックしてあげることが必要です。
ホームケアでは、フッ素入りの歯磨剤などは、だいぶん世の中に浸透してきていますが、もう一つ、虫歯予防の肝としてあげられる道具が「フロス」です。大人では使っている方も多いと思いますが、子どもの歯磨きにも、フロスを導入することが非常に大切です。
子どもの虫歯の好発部位です。
1、2歳では歯の噛み合わせの部分に虫歯ができることが多く、ここは目で見て分かるので、すぐに気づいてあげることができます。ただ、3歳以降になると歯と歯の間の虫歯が増えてきます。ここは、ぱっと見ただけでは分かりづらく、発見が遅れてしまい、歯の中で虫歯が大きく広がってしまっていることがあります。(レントゲン写真の黒く抜けている部分が虫歯で、神経のすぐそばまで広がっています)
そこで、特に奥歯の隙間は、歯と歯の間の接触面積が大きく、虫歯リスクがかなり高まりますので、ぜひフロスで仕上げをしてあげてください。子ども用の小さいフロスも、最近はドラッグストアなどでも手軽に買えますので、まだ使ったことが無い方はどうぞ一度お試しください。
歯と歯の間も含め、虫歯ゼロを目指しましょう❗️
マス歯科医師部門