歯の生えかわり期の歯のケアについて
みなさんこんにちは、衛生士のブログです。
涼しくなってきて外出するとキンモクセイの香りがしていたり、秋を感じる季節になってきましたね。
今回は歯の生えかわり期の歯のケアについてお話します。
5歳半頃から下の真ん中の前歯、その後続けて下の前歯4本、上の前歯4本生えかわり同じ頃に第一大臼歯「6歳臼歯」とも呼ばれ
永久歯の中で一番大きく咬む力も強い噛み合わせの基本となる大切な歯も生え、そして奥歯が生えかわります。
生えたばかりの歯は、虫歯になりやすいです。 安定した歯になるまで生えかわってから5年かかると言われています。
そこでは、虫歯にならないためのケアが大切になります。
ポイントは3つ
①正しい歯磨きを覚える
②親が行う仕上げ磨き
③定期的にプロのケアを受け、フッ素塗布をする
歯はきちんとケアをしていれば、一生使えます。
これから一生使い続ける大切な永久歯を守る大切な時期です。
こどもの歯を守りましょう。
歯磨きの習慣について
ポイントは3つ
①歯と歯茎の境目にブラシを当てる
②小刻みに動かす
③軽い力で磨く 背の低い歯は、歯ブラシの角度を変える。 凸凹の歯並びは歯ブラシを縦に当てる。
仕上げ磨きについて 個人差がありますが、こどもの歯磨きが上手になってくる三年生くらいを目安に続けて下さい。
タフトブラシ、フロスを使っていただくのも効果的です。 唇、頬を上手におさえて丁寧に磨いてください。
6歳臼歯が虫歯になっていないかなどチェックしてくださいね。 6歳臼歯は生えてきたことに気付きにくく、虫歯になりやすいです。 自覚した虫歯がなくても歯科健診を定期的に受け、フッ素塗布などをしてもらいましょう。