日常の写真撮影で使えるライティングのテクニックについて
こんにちは。マス歯科技工部です。 夏の激しい暑さも和らぎ過ごしやすい季節になってきました。 秋と言えば、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、 芸術の秋…と様々なものがあると思いますが、 皆さまはどのような秋をお過ごしでしょうか。 今回は芸術の秋に因んで、写真の撮り方について 少しお話させてもらおうと思います。 昨今の急速なデジタル化で日常生活の中で 写真を撮る機会が非常に多いと思います。 歯科の業界でも日常的に口腔内の写真を撮ります。 写真を撮る際に、光をコントロールする事によって 見え方が大きく違って見えますよね。 今回は日常生活でも使える ライティングのテクニックを少し紹介したいと思います。 写真の業界では、光に対して『硬い』『柔らかい』と表現する事があります。 『硬い光』とは点光源の事を指します。 晴天の太陽光は正に点光源の代表格です。 光源を被写体と近く、直線的にするほど、 点光源になり鋭い陰影が現れます。 対して『柔らかい光』とは拡散光源の事を言います。 拡散光源は面光源でもあります。 曇り空の光は拡散光源の代表です。 被写体と距離を離して指向性を減らすほど、 柔らかい面光源として全体的に明るくなって印象は大きく変わってきます。 面光源と点光源で撮影した歯列が全く印象が変わって見えませんか? この様に見せたい姿に合わせて光源を変えて 色んな表現の写真を撮って楽しんでみて下さい。