『ギリギリ、ギュッギュッ、カチカチにご注意』
こんにちは!マス歯科医院です。 今回は日本人が約7〜8割していると言われている 歯ぎしりや、食いしばりについてです!! 歯ぎしり、食いしばりなどをまとめてブラキシズムと言います。
大きく次の3種類に分かれます。 ↓ ①クレンチング②グラインディング③タッピング それぞれを詳しく説明します。 ①グラインディング 上下の歯をぎりぎりとすり合わせる歯ぎしり
②クレンチング 上下の歯を強く噛みしめる歯ぎしり
③タッピング 上下の歯を噛み合わせてカチカチと鳴らす歯ぎしり 無意識(集中している時、寝ている時)のうちに行っていることが多く、 特に眠っている間にしている方は一緒に寝ているご家族などに 指摘されるまで全く気付かなかったと言う方も多くいらっしゃいます。
虫歯や歯周病がないのに冷たい物がしみたり、 噛むと痛いという症状がある場合は ブラキシズムが原因の可能性があります。 他にも咬みあわせが悪い場合、どういう障害が出ますか? という質問がよくありますので この場をお借りしてお答えしようと思います。 「顎が大きく開けない」 「顎の関節付近が痛い」という症状や、 「肩がこる」 「腰が痛い」 「手足がしびれる」 「耳鳴りがする」 「偏頭痛がひどい」というような症状などがあげられます。 顎関節症の中には顎付近の痛みを訴えたり、 口が開かない、顎のあたりでパキン、 ジョリジョリ、コッキン、という音がするものもあります。 顎関節症というと歯並びが悪い、 親知らずによるかみ合わせのバランスの悪さ、 といったような原因が多くを占めていますが、 歯に被せてある銀歯や、詰め物、 とくに入れ歯による咬み合わせのバランスが合っていない場合もたくさんあります。 まずは、今の状態が正しい噛みあわせなのかということを 検査する必要があります。 噛み合わせの検査をして、左右のバランス、 正中のズレなどがわかるので、噛みあわせの平面を しっかり整えてあげることが大切だと思います。 噛み合わせや歯の事でお悩みでしたら、お早めに受診下さい。