そのお口の乾燥・・・ドライマウスかもしれません。
お口の中が乾燥したり、唾液が出ないといった、ドライマウス(口腔乾燥)の症状はございませんか? ドライマウスを放置すると、むし歯や歯周病、口臭などが悪化し、お口の健康が損なわれます。 そこで、今回はドライマウスの症状や原因、対応法についてお話しします。 ☆ドライマウスの主な症状 ・口臭がする ・噛みにくい、飲み込みにくい ・話しにくい ・お口の中がネバネバ、カラカラ ・お口の中がヒリヒリして痛む ・喉が詰まった感じがする ・味がしない、味覚が変わった ・しっかり歯磨きをしているのに、虫歯や歯周病になる などです。いずれかに心当たりがあるかたは、ドライマウスの傾向にあります。 ☆ドライマウスの原因 ・唾液分泌機能の低下… 加齢や特定疾患により、唾液腺自体の機能が低下している ・薬の副作用… ドライマウスを引き起こすお薬は、高血圧や免疫不全など、約700種類以上! ・ストレス…学校、仕事、家事、育児など、人により様々 ・口呼吸…お口を開けたまま呼吸をすることで唾液が蒸発する ですが、いずれも簡単に排除できるものではなく、特に口呼吸については、日々マスクを必要とするこのご時世では、気が付けばお口を開けて呼吸してしまっているかたも多いでしょう。 では、どのように対応すれば、ドライマウスを防げるでしょうか? ☆ドライマウスの対応法 ・こまめな水分補給…沢山飲む必要はありません、うがいだけでも効果はあります ・ガムを噛む… キシリトール配合だと、虫歯予防も可能です ・口呼吸の改善…マスクの中で、お口が開いていませんか?アレルギー疾患があるかたは、医療機関で 相談しましょう ・夜更かし、深酒、喫煙などの悪臭癖の改善… 「お家飲み」は、安心感から気付けば翌日になっていることも! ・お口の保湿剤で乾燥を防ぐ… 通常の洗口剤と比べて、とろみがついており、リキッドタイプやスプレータイプが即効性に優れます ・ドライマウスの副作用がある薬について主治医と相談する 空気が乾燥し、体調を崩しやすい季節がやってきました。京都では旅行者の姿も見られ、少しづつ日常に戻りつつありますが、新たにオミクロン株も発見され、コロナに関しては終わりが見えないのが現状です。 ノーマスクで、対面でのおしゃべりが普通に出来る日を、健康的で爽やかなお口元で迎えたいですね。 お口の中や、歯に関するお困りごとがあれば、ご気軽にマス歯科医院にご相談ください。